北海道 女性 2005/10/05
お米に関しましては、恥ずかしながらド素人な私ですが、
ド素人なりに、正直に感想を述べたいと思います。
最初は、普段食しているお米との違いがあまり解りませんでした。
炊飯器を開けた時も、途端に「わーっ!!いつものお米と違う!!」と叫ぶ、
という事はありませんでした(笑)。
あ…どうか呆れず、最後まで読んでくださいね(笑)。
でも、「炊き上がったお米が立っている」という姿を初めて意識して見る事が出来ました。
このように、一目瞭然で全く違う!という衝撃を、過剰に期待していた単純素人だった為、
最初のインパクトは少なかったのですが、徐々に、じんわりと、感動致しました。
「お米って、こんな味がするんだ」
と今更ながら思うほど、お米の味が、しっかりしていました。
お米って、甘いんですね…。びっくりしました。
今までは、「お米の味」も意識せず、ただ食べている、だけでした。
普段食べているお米に対して厳しい言い方になるかも知れませんが、
「意識しなかった」というよりは、「意識できなかった」のかも知れません。
心地よい甘みがあって、そして一粒一粒しっかり存在感がありました。
お米の粒々が、ほろほろ口の中でほぐれていく感じがしました。
最初はお椀によそっていただきました。その後すぐ、塩むすびを試してみました。
この塩むすびにまた感激!!でした。
少量の塩で、また甘みがぐっと増すのですね。
オーバーに言っている訳ではなく、本音とご理解頂きますと幸いです。
母親も「ああ…これは美味しいわ」と何度も言っておりました。
食べ物に関して無頓着な父も(笑)、「やっぱり違うわ。美味しい。」と夕食を楽しんでいました。
その両親の言葉が、何故か私も嬉しくなりました。
きっとその旨を、家倉様にお伝え出来る、と、楽しみになったのでしょう。
新鮮な海の幸、高級なお肉…、それらでは美味しさに感激する事はありましたが、
お米で感激したのは、今回が初めてでした。
考えようによっては、海の幸やお肉より、お米は地味かも知れません。悪い意味ではなく。
でも、だからこそ、美味しいお米作りのご苦労は、並大抵ではないのだろうとも感じました。
残りのお米も、大切に、いただきたいと思います。
この度は本当に、お米に対して考えられる機会を頂きました事、心から感謝致します。
どうもありがとうございました。
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