2008 「命の恵」の米づくり
農薬・化学肥料を使用しない米づくりを始めて丸2年。
20年産米で、とうとう3年目! 「命の恵」の米づくりがはじまりました。
9月17日 大掃除


昼からの「いのちの恵」の稲刈りに向けて
大掃除です!!



  
例えば、写真のように掃除口を開けるとこんなにもみやゴミが詰まってます。

見落としがないように徹底的に掃除します!!

  

乾燥機もご覧の通りキレイに◎

掃除だけで午前中かかっちゃいます・・・汗




いざ、たわわに実った「いのちの恵」の収穫へ。

新米お楽しみに!



9月16日 いのちの恵


 実るほど 頭を垂れる 稲穂かな


実りました!
これぞ、「いのちの恵」です!!

農薬も化学肥料も一切使ってないのに、
こんな素晴らしい稲穂が出来上がりました!!

感動です。感無量。。

台風13号が来る前に刈り取りできるかなぁ

ようやくコシヒカリの稲刈が一段落しました!
いや〜、今年も怒涛の稲刈り&籾摺りでした。。
体重も減りました。。汗。。。


コンバイン・乾燥機・籾摺り機等の大掃除をして、
いざ、いのちの恵(無農薬・無化学肥料栽培)の刈り取りです!!

ほっとしている間はありません!



7月18日 中干し




稲の根を地中深くに伸ばすため、田んぼから落とします。
株も太くなり、立派な顔つきになってくれました!


 

こちら、手植えの「ミルキークイーン」も、中干しです。



田んぼの表面がツルツルしてるのわかって頂けます?

まるで、沼地のような様子。
これが抑草の真骨頂です!
浮き草による日光の遮断と、
表面のトロトロ層によって草が発芽できなかったのでしょう。

米ぬかペレットも何もしなくても抑草できるのが
有機稲作の究極の技術です。
全然手間も労力もいらない、自然にお任せの稲作。

3年目にして初めての経験です。


  

左は「オタマジャクシ」、右は「ドジョウ」


「いのちの恵」の田んぼには農薬・化学肥料を一切使用しないので、
たくさんの生き物がいます。
生き物の息吹が感じられる水田、大切にしていきたいです。

このような栽培ができるのも、「いのちの恵」をご愛飯下さる
お客様あってこそです。
買い支えて下さるお客様がいてのこの田んぼ。
感謝、感謝です。
いつも、ご愛飯ありがとうございます!

   

田んぼ全てを干してしまうと、ドジョウやオタマジャクシなど、
水を命綱にする生き物が死んでしまいます。

まだ孵化できてないオタマジャクシがたくさんいるので、
田んぼに一部水がある部分を残します(ビオトープ)。

生き物あっての「いのちの恵」米
生き物最優先で米づくりに励みます!



7月10日 いのちの恵の田んぼは?


   

6月10日に田植えして、一ヶ月が経ちました。
今年は抑草に成功した田んぼが多くて感謝感謝です。
要因は、@苗が良かった A田面が浮き草で覆われて草が生長できなかった
です。



しかし、全ての田んぼで浮き草が発生したわけではありません。
何が条件の違いなのでしょう?
田んぼの個性でしょうか??
浮き草がない田んぼでは、雑草が猛威を振るってます・・・汗


   

田植えイベントで手植えした、「美肌もち」です。
こちらの田んぼは、浮き草ではなく、アミミドロやアオミドロの藻類が
草を抑えています。

生育も順調です!!


  

6月12日の写真から見違えるような稲の姿でしょ?
田植え時から水に覆われていたので、みんな、「植えた気がしない・・・汗」
という感想をくれてたくらいのこの田んぼ、
どうにか這い上がってきてくれました!
しかも、米ぬかペレットやくず大豆、肥料もゼロ!!
まさに自然農法の無施肥無農薬です!

葉色も濃いですし、水と地力と太陽と微生物の賜物でしょうか?

抑草は、アオウキクサとイチョウウキゴケです◎

ありがたやぁ〜
6月1日 ホタル


今日、ホタルを見ました。

無農薬の田んぼの土手で☆☆☆

真っ暗の中、ホタルの明かりが一つ、二つ。
とても幻想的でピュアな光でした。

無農薬をやっていて良かったと思う瞬間です。

明日から、またがんばれそうです◎


5月31日 早期湛水と代かき


「いのちの恵」の米づくりも間もなく田植えを迎えます。

4月16日に1回目の代かきをして、水温を暖め、
たくさんの草を発芽させました!
おかげで、こんなに草いっぱいの田んぼに!!



5月24日、2回目の代かきでこの草たちを浮かせます!





代かきのトラクターです☆


浮かび上がらせた草たち・・・汗。。。




田んぼの半分が草で覆われました・・・・・・・困った。


この時期は強風が吹くので、
寄った草たちをあぜ道にすくい上げます!

  

右の写真の熊手で◎

左の写真は土手にあげた草たち・・・・多っ!!

超重労働ですが、
こうすることで、田植え後に生えてくるであろう草の絶対数を減らします☆

なんせ、年々草の種が増えて田んぼの中で埋没してるもんですから。。

6月に3回目の代かきをして、
いよいよ田植えです!



下の写真はクローバ道の田んぼです。


クローバー米にしようかなぁ〜笑



4月2日 クローバーあぜ道


農薬サヨナラ米の田んぼ、あぜ道ももちろん除草剤厳禁です!

今年で3年目、あぜ道がクローバーで一杯です☆





春の風物詩、土筆もすくすくと育ち、茂っています。

「命の恵」をご愛飯頂いているお客様にお送りしたら、
とっても喜んで頂けました。

卵とじや、油炒めで召し上がって下さったようです。

私も未だに食べたことがないので、
近々試してみようかなぁ。



4月1日 基肥散布


「命の恵」の田んぼに、有機肥料をまきました。

20年度も、使用するのは、川合肥料の「ボカシ大王」です。


  

右の写真は、既にまいておいた我が家のくず大豆です。
11月30日 田んぼの土作り編
「命の恵」の中で、田植え&稲刈りイベントを開催する田んぼは、
また特別な栽培をしようと心がけています。

今年は、自分の身の回りにある資材(米ぬか、くず大豆など)
のみで、購入資材を使用しない米づくりをやってみようと考えてます。

100%自然循環型の米づくり

  

精米するときに出る米ぬかを稲刈り後の田んぼに散布します。

稲株を分解してくれる微生物のエサとしての役割です。



湖北の冬の降雨や雪水が田んぼに留まるように、尻水戸を止めます。



  

最近、晴天続きで田んぼに水が全然なかったので、
少しだけ水を田んぼに引きました。


すると、ドジョウさんがいました!!

農薬・化学肥料を一切使用していない田んぼですので、
春場にたくさんいるのは普通の光景なんですが、
稲刈り時には、基本的に田んぼは完全に乾かしてしまいますので、
水を必要とする生物は全て死んでしまいます。

ですので、僕はわざと水口周辺だけ水辺を残しておいたんです。
その成果が実った感じですかね☆

冬場にドジョウさんに会えるなんてとっても幸せな気持ちです。





また、稲刈り後の田んぼには、クモの巣が☆
クモは、害虫カメムシからお米を守ってくれる益虫です!

自然の生態系の、ありのままの環境で、米づくりが成立するのが、
農薬・化学肥料を使用しない米づくりの極みです。



田んぼに水を張ったので、冬の間も微生物が田んぼの中を
活発に動き回ってくれるのを期待します!

生き物一杯の米づくり、ぼくは大好きです。
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