2007 冬季湛水をはじめます!
農業体験の田んぼ、冬季湛水・不耕起栽培への道
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2007年4月19日



代かき前、「スズメの鉄砲」生え放題の田んぼ




上の写真の、水草が生い茂っていた田んぼ、
見かねて代かきしました。

田植え前に代かきしていたら、
苗が根腐れを起こすと書籍で見たので、
今回の代かきを実行するにいたりました。

田植えまで1ヶ月と少し、
湛水状態を保ちます。



不耕起栽培はできませんでしたが、
濁水を流さないために、しっかりと尻水戸を畦シートでカバー




上の写真、田んぼの畦をクローバーが覆っています。

クローバーが生い茂ることで、他の雑草の猛威を
抑えてもらってます◎

このクローバー、自然に生えたものです。

自然に生えた草で、自然に雑草を抑制する。

自然の、自然な生態系で農業できるって、素晴らしいですね☆

これだけ美しい景観を見ると、草刈もしたくないですね〜

2007年4月6日



冬季湛水の田んぼに、水草が生い茂ってきました・・泣

しかし、茂っているところもあれば、
そうでないところも。。。

一体この現象は!?



草の生えていないところは、かなりトロトロ☆
微生物がたくさんいて、土の表層を分解してくれているのかな。



この藻が、お米のライバル
「草」を抑えてくれるんです!
いい感じに増殖しつつあります◎
心強い!!


「田植えしたの?」

と間違われかねない、水草の群。。。




あまりに水草がひどいので、
県の農産普及課の方に、見にきて頂きました。

この草、「すずめの鉄砲」といいます。

5月〜6月にかけて穂を付けるらしいので、
田植えの6月には影響を及ぼさないかな?
と安心していたのですが、このまま成長を続けると、
5月には最長40cmにもなるとか・・・・焦

さすがに10cmそこそこの苗では太刀打ちできない!
草に負けちゃう!!

ということで、万一にの対処方としては、
「田植え前に代掻きをして草を土の中に埋め込む」
くらいでしょうか・・・

夢の冬季湛水・不耕起栽培が。。。

自然界は、そんなに甘くはありません。

実験的に、
@水草が生えたままで田植えしてみる
A代掻きをしてみる? ←最後の最後まで我慢!

まだ今は判断の時期ではないので、
まずは様子を見てみます。

6月の田植えイベントまで、田んぼの管理がんばります!


2006年11月24日 開始


農業体験の田んぼ、来年へ向けての管理を始めました。

ずばり、
冬季湛水にチャレンジします!

冬の間も水を張るこの農法、
冬の間に土の中の微生物を活発にして、
分解を促進してあげるのが目的です。

冬の間は田を乾かすのが通常なのですが、
湖北の冬は寒さが厳しいので、微生物も冬眠に入り、
土や刈り残しの稲株が全く分解されず、
田植え後に一気に分解が進み、これが稲によくないのです。

それを避けるのが目的であり、
加えて、虫や鳥たちの冬の間の棲家としての役割も考えてます。

来年の田植えは、不耕起でやってみます。
これで、
代掻を省けるので、びわ湖への濁水もゼロにできます!

良いコトづくしのこの栽培技術ですが、
なんせ初体験ですので、どうなることやら・・・

農薬サヨナラ米2年目もがんばりますよ〜!
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