滋賀 湖北でつくる信頼の農家直送便 お米の家倉

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家倉のお米ができるまで 冬

一年の米作りの振り返りにはじまり、
作業場や農機具のメンテナンス、資材の発注、
何より最重要な次年度の米作りの計画立案、お米の精米など、
やるべき作業はたくさんありますが、
それでも他の季節と比べると、一年で一番ゆったりした時間が流れます。

家倉のお米ができるまで 家倉のお米ができるまで

一年に一度しかチャレンジできないお米作り。
冬の準備期間にいかに用意周到に過ごせるか。
これが春からの怒濤ともいえる農繁期に大きな差となって現れます。
何を、どれだけ、どこに、いつ作付けするのか。
パズルのような組み合わせの謎解きから会議ははじまります。
春がはじまったら、優先すべきはお天道様の顔色だけ。
途中の路線変更や一旦停止はできません。
だから、入念に様々なシミュレーションを繰り返し、春の日々の過ごし方を固めていきます。

家倉のお米ができるまで 家倉のお米ができるまで

我が家では、母謹製の手造り味噌を仕込んでいます。
原料はもちろん自家製の米、大豆、麹出しまでやってしまう本格派です。
味噌づくりの工程は、麹菌のおかげで人の身体の免疫作用を高める効果があると聞いて、
両親は健康推進を目的にせっせと味噌づくりに励んでくれています。

家倉のお米ができるまで 家倉のお米ができるまで

現場作業といえば、天気が良ければ田んぼの土手を手直しし、
排水路の泥を上げたりしながら、これからはじまる一年間をイメージし、
昨期の課題を基に準備を進めていくのが私たちの冬の過ごし方です。
2月も中旬に入ると日射しのきらめきは冬のものではなくなり、
いよいよ春の足音が聞こえてきて、頭も心も身体も春に向けてのスイッチが入ります。

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写真:桑島薫


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